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付属へのこだわり

日本だからこそ可能なこだわりの付属

BYWEARでは、糸や生地、縫製、プリント等の加工だけでなく付属 (ふぞく) にもこだわりを持っています。

付属とは洋服で使われている副資材のことを指し、アパレル業界では釦やファスナー、ドローコード、ブランドラベル、洗濯ネーム、裏地、芯地など、メインとなる生地以外のものをすべて『付属』と呼んでいます。

今回は、BYWEARのこだわりの付属を紹介していきます。

BYWEARでは、糸や生地、縫製、加工、仕上げ等、すべて日本国内で完結していますが、付属に関してもすべて日本製になります。



BRAND LABEL

まずはブランドラベルです。アパレル業界ではブランドネームやブランドタグとも呼ばれています。ブランドラベルに関しては、ほぼすべてのブランドが使っている付属です。ブランドの顔とも呼べる付属です。

アイテムによって変わりますが、Tシャツやスウェット等のトップスではネック裏に付けているブランドが多いです。BYWEARもネック裏に付けています。

ブランドラベルは大きく2つに分類され、プリントと織りの2つがあります。読んで字の如くですが、無地のテープにブランド名やその他の文字をプリントしたラベルと、織り (ジャガード) でブランド名やその他の文字を表現したラベルになります。織りのラベルを織ネームと呼ぶことが多いです。

画像を見ていただければ分かるように、BYWEARではプリントではなく織りを採用しています。

ただ一般的な織ネームよりもこだわっています。細い糸を採用し、打込み本数を最大限に増やして細かな文字も表現しています。日本製だからこそ、ここまで細かな文字が表現できます。

BYWEARでは、Tシャツは白のブランドラベル、スウェットアイテムには黒のブランドラベルを使用しています。



WOVEN LABEL

続いてはウーヴンラベルです。Woven (ウーヴン) とは『織られた』という意味です。アパレル業界ではピスネームと呼ぶことが多いですが、要はデザインラベルのことです。Levi's (リーバイス) の赤タブやCarhartt (カーハート) のラベルと同じです。

BYWEARではブランドラベル同様、織りを採用しています。こちらに関しても細い糸で打込み本数を最大限に増やして、細かな文字まで表現しています。

BYWEARではTシャツ、スウェットアイテム共に袖口に叩き付けてデザインポイントにしています。

Tシャツは白ボディには黒のラベル、黒ボディには白のラベルを付け、スウェットアイテムに関してはグレー杢ボディには黒のラベル、黒ボディには白のラベルを付けています。



WOVEN PATCH

続いては『ウーヴンパッチ=織りワッペン』です。BYWEARではプリントや刺繍だけでなく、より商品価値を高めるためにワッペンも使用しています。

ワッペンと聞くと刺繍のイメージがありますが、こちらは織りで表現したワッペンになります。上の画像の織りワッペンは『究極のワッペン』と断言できるほどクオリティが高いです。光沢のある極細の糸を細かく織り上げて作っています。

Supreme (シュプリーム) のボックスロゴ刺繍は非常に細かくクオリティも高いですが、刺繍を生地に直打ちしており、非常に固くて正直着心地はイマイチです。しかし、このワッペンは非常にやわらかく着心地に影響を与えません。

こちらも織りワッペンです。先ほどのワッペンよりも小ぶりですが、こちらも打込み本数を多くしているため、非常に綺麗に文字が表現されています。

その他にもアイコニックに仕上げたデザイン性の高い『Split Woven Patch』もあります。



OTHER PATCH

織りワッペン以外にも様々な手法のワッペンを作っています。

上の画像は刺繍ワッペンです。非常に小さいワッペンですが、細かな文字も表現されています。このワッペンはホットフィットと言って、熱で圧着することができます。

こちらは新作に使用されているシリコンワッペンになります。型にシリコンを流し込んで成形しています。厚みがあり非常に存在感があります。

上の画像のように黒の部分が凹、白の部分を凸にして立体感をだしています。白の縁の外側を叩き付けて取り付けます。



DRAWSTRING

最後はフーディのフードに付けているドローストリングです。通称ドローコードと呼ばれている紐です。アパレル業界ではスピンドルとも呼ばれています。

BYWEARのドローコードは完全オリジナルで作っています。

綿100%の生成 (アイボリー) のドローコードに、BYWEARのロゴをプリントしています。この細い紐の上にプリントするのは非常に技術が必要です。日本だからこそできる加工です。

そして、このドローコードの最大のポイントがこのチップ加工です。金属のチップ加工やシューレース (靴紐) などで使われる透明のチップ加工は目にしたことがあると思いますが、こちらはシュリンクチップ加工という余り目にしない特殊な加工になります。

シュリンクチップとは、シュリンクチューブを紐先に通して熱を加えて圧着している加工です。結び目の上からも加工でき、非常に存在感があるチップ加工です。

もともとはディーゼルが最初に使い始めた加工で、あまり普及はしてない加工ですが、BYWEARは一目惚れして採用しました。ただ、このシュリンクチップ加工ができる付属メーカーさんを探すのに苦労しました笑。



皆さんもTシャツやスウェットを購入する際は、生地や縫製だけでなくブランド側がこだわっている付属もチェックしてみてください。

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